本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史―フリーメイソン=ユニテリアンは悪魔ではなく正義の秘密結社だった!

電子版価格
¥1,584
  • 電書あり

本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史―フリーメイソン=ユニテリアンは悪魔ではなく正義の秘密結社だった!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798061078
  • NDC分類 309.025
  • Cコード C0030

出版社内容情報

落日の覇権大国アメリカ。いまなお中国と覇権争いをするアメリカという国はどうやってできあがったのか?キレイ事ではない≪真実のアメリカ史≫を副島隆彦が暴きます!

内容説明

ピルグリム・ファーザーズの北米プリマス植民から400年―アメリカ史を同時代“世界史”として一望千里に見遥かす「副島史観」―血塗られた“米欧近代篇”。

目次

第1章 17世紀の王殺しとピューリタニズムの真実(イギリスに戻って清教徒革命に参加したピルグリム・ファーザーズがいた;「リパブリーク」(共和政)とは、王様の首を切り落とせ!ということ ほか)
第2章 アメリカ史を西欧近代の全体史から捉える(全体像で捉える能力がない日本のアメリカ研究;カルヴァン派とユニテリアンは対立した ほか)
第3章 アメリカから世界思想を作ったエマーソン(すべての世界思想はエマーソンに流れ込み、エマーソンから流れ出した;環境保護運動、ベジタリアン運動の祖もエマーソン ほか)
第4章 フリーメイソン=ユニテリアンは正義の秘密結社だった(独立軍は弱かった;ユニテリアンとフリーメイソンは表裏一体 ほか)

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。政治思想、法制度、金融・経済、社会時事、歴史、英語研究、映画評論の分野で画期的な業績を展開。「日本属国論」と米国政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

九曜紋

8
宗教改革以降のキリスト教諸派がユニテリアンに収斂することを説いているのだが、煩雑で理解できない。また、何故ユニテリアンがフリーメイソンとイコールなのかも読み取れない。著者・副島隆彦の頭の中に構築されている世界観を文章として読者にわかり易いように説明することを放棄しているかのようだ。「着いてこられる者だけ着いてこい」とでも云わんばかり。高校時代の世界史の知識だけでは到底足りない。残念な読後感。2020/04/19

田中峰和

5
16世紀以降、近代ヨーロッパの英仏独、そして新大陸の関係性について宗教をとおして考察する。英国から新大陸に上陸したピルグリム・ファーザーズ。国教会から分離した彼らは弾圧され新天地を目指したのだ。彼らの信仰はカルヴァン派と考えられていたが、著者によるとユニテリアン。彼は日本で初めてカルヴァン派とユニテリアンの違いを主張したと自慢する。英国は国王、女王が神でそれを明治維新のとき日本に押し付けた結果、現人神が誕生したという説が面白い。三位一体を否定するユニテリアン、実はフリーメーソンを組織したのも彼ららしい。2023/08/26

diatom

0
ユニテリアンのこと、特に同志社との関連については、佐藤優氏のコメントを聞いてみたい。 国家神道のこと、示唆的でとても参考になったけど、納得できたわけではない。 英国の上訴制度について、最近の情報が反映されていないけど、学術書ではなくてザックリとした話を目指していたのだろう。これと同様に、自分の弱い分野について、ザックリ読んでしまった可能性があるので、かなり取り扱い注意の本。 勧めるかと問われれば、勧められない。でも面白い。2020/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15593696
  • ご注意事項